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夏キャンプの暑さ対策!

夏といえばキャンプですよね!
夏休みを利用してキャンプを計画するキャンパーさんは多いのではないでしょうか。
しかし、いざ夏にキャンプをしてみると、想像以上の暑さと過酷さに驚くことかと思います!
冬キャンプと違って、文明の力だけで快適な環境を作ることが難しい夏キャンプ。
今回は夏キャンプの快適な過ごし方や楽しみ方について紹介していきます!

 

 

 

 

 

目次


1.熱中症や昼と夜の寒暖差に注意

2.夏キャンプの暑さ対策 〜場所選び編〜

3.夏キャンプの暑さ対策 〜アイテム編〜

4.ちょっとの工夫も暑さ対策に

5.夏キャンプならではの楽しみ方


 

1.熱中症や昼と夜の寒暖差に注意

夏のキャンプで一番に注意すべきは、熱中症です。
熱中症を防ぐためには、こまめな水分補給が必要です。
お酒を飲む場合は、飲みすぎないように注意しましょう。
また、標高の高いところでは、昼は暑くても夜に冷える場合があります。
昼と夜の寒暖差により、風邪を引いてしまうリスクも考えられます。
逆に夜も暑いところでは寝苦しくなるので、夜の暑さ対策も重要です。

 

 

 

 

2.夏キャンプの暑さ対策 〜場所選び編〜

〜標高の高いキャンプ場を選ぶ〜
夏キャンプの暑さ対策は、キャンプ場選びから始まっています。
標高が高いキャンプ場なら、夏でも比較的涼しく過ごせます。
標高1000m以上がおすすめ。
しかし、標高が高い場所は夜に冷えるので、寝るときのためにパーカーやタオルケットを持って行くことをおすすめします。
逆に、平原や海辺などのキャンプサイトは避けた方がよいでしょう。
日光が一日中あたり、地面からの熱で暑く感じます。
また、海辺の場合は、砂浜の反射熱でテントが熱くなりやすく、夜に寝苦しい思いをする可能性があります。

 

〜テントは日陰に設営する〜
テントを設営する場所も工夫できます。
標高が高い場所を選べなかった場合、直射日光の当たらない場所にテントを立てるだけでも十分効果があります。
日陰がない場合は、タープで日陰を作るのもおすすめ。
また、テントを張る時間を日没前にすることで、テントが熱を受ける時間を減らし、夜も快適に過ごしやすくなるでしょう。
夏なら16時前後に設営を開始するのもおすすめです。
さらに、テントはメッシュ素材が多く使われているものを使うと、熱が逃げやすくなり、より快適に過ごせます。

 

 

 

 

3.夏キャンプの暑さ対策 〜アイテム編〜

〜テントと一緒にタープやコットを使う〜
タープは、日差しや雨を避けるための大きい布のことです。
タープを張ることで、人工の日陰を作れるため、木陰にテントを設営できないときにおすすめです。
タープがない場合は、テントの入り口を開放してタープのように使うのもよいでしょう。
メッシュ生地のインナーが付いたタープやスクリーンシェルターであれば、風通しがよく虫の侵入も防げます。

コットは、キャンプで使う簡易ベッドです。
コットには足がついているので、地面からの熱を遠ざけることができます。
逆に冬場は地面が冷えるので、冷気が伝わりにくい点で重宝するアイテムです。
足の長さによってハイコットとローコットの2種類がありますが、より地面との距離があるハイコットがおすすめです。
コットは日中、椅子や荷物置きとしても使えるので、持っておくと便利ですね。

 

〜小型扇風機でテント内の空気を循環させる〜
小型扇風機があれば、テント内の空気を循環させてくれるので、体感温度を下げられます。
キャンプサイトに電源がある場合や、ポータブル電源を持っている場合は、いつも家庭で使っている扇風機も使えます。
近くに電源がない場合は、電池式や充電式のものがあると便利です。
ふたを開けたクーラーボックスの近くで回すと、冷気をテント内に送り込めて、より涼しく感じられます。
近年では、首にかけるタイプのポータブル扇風機が人気です。
これがあれば、移動中も涼しく快適に過ごせますね。

 

〜保冷剤や冷却材は枕にして首元を冷やす〜
食品の保存やけがをしたときのために、保冷剤や冷却材を持参する人も多いでしょう。
これらは、寝るときにも役立ちます。
保冷剤や冷却材を枕にすることで、首元を冷やして体感温度を下げることができます。
保冷剤や冷却材がない場合は、水でぬらしたタオルでも効果があります。
扇風機や冷感パッドと併用することで、効果が増します。
大きめの保冷剤を枕にするときは、タオルにくるんで使うのがおすすめ。

 

 

 

 

4.ちょっとの工夫も暑さ対策に

〜吸汗速乾性の高い服や帽子をチョイス〜
服装を工夫するだけでも、体感温度を下げられます。
キャンプに着ていく服には、リネンやコットン素材のものがおすすめ。
リネンは吸水性と速乾性を兼ね備えており、コットンは肌触りが良いことが特徴。
リネンやコットン素材のパジャマを着れば、夜も快適に過ごせます。
ただし、コットンの含有量が多すぎると、水を吸ったときに重くなり、着心地を損なってしまう可能性がある点に注意が必要です。
直射日光を浴びないために、帽子を被っていくのもよいでしょう。
薄手の長袖や通気性のよい長ズボンは、日焼けや虫除けに役立つので持っていきましょう。

 

〜打ち水でテントまわりをすずしく〜
原始的な方法ですが、打ち水も効果が期待できます。
水が蒸発するときに発生する気化熱は、周りの熱を吸収するので体感温度を下げる効果が見込めるでしょう。
打ち水は、夕方におこなうのがおすすめです。
日中に打ち水をすると、蒸発した水分によってかえって蒸し暑くなってしまいます。
なお、テントやタープに、直接水を掛けるのも効果的です。

 

 

 

 

5.夏キャンプならではの楽しみ方

〜ウォータースポーツなどのアクティビティ〜
川での水遊びは、夏キャンプならではのアクティビティです。
そこでおすすめなのが、カヌーやカヤックなどのウォータースポーツや釣りです。
湖畔のキャンプ場などでできる場合が多いので、キャンプ前にチェックするのもよいでしょう。
ウォータースポーツだけでなく、サイクリングやハイキングもおすすめです。
自転車で風を切る爽快感や、自然を満喫する満足感が得られるでしょう。
アクティビティは、人が少ない朝の時間帯に行なうことがおすすめです。
誰にも邪魔をされず、静かな時間を過ごせます。

 

〜キャンプファイヤーや花火〜
夏といえば、キャンプファイヤーですね。
キャンプファイヤーをするなら、すずしい夕方や夜にするのがおすすめ。
夏の思い出作りには、花火も欠かせません。
使用するキャンプ場が花火OKかどうか、事前の確認が必要です。
キャンプファイヤーや花火をするときは、キャンプ場のルールやマナーを守り、周囲の人の迷惑にならないよう配慮しましょう。
風の強い日の焚き火は、灰が他のサイトに飛んでしまう可能性があるため、避けるなどの配慮が必要です。
また、夜中まで大声で騒ぐなどの行為も、寝ている人の迷惑になるため、控えましょう。
特に打ち上げ花火は、キャンプ場では禁止されている場合が多いので、事前に確認が必要です。

 

 

 

 

 

まとめ

夏のキャンプは楽しみが多い反面、厳しい暑さへの対策を取らなければなりません。
対策を怠って体調を崩してしまうと、せっかくのキャンプも楽しめません。
まずは標高の高いキャンプ場を選んだり、日陰にテントを設置したりなどの場所選びが重要です。
場所選びと合わせて、暑さを和らげるアイテムも用意しましょう。特に就寝時の寝苦しさを軽減するために、扇風機や冷感パッド、氷枕は重要なアイテムです。
それ以外にも、服装や食べ物、打ち水などのちょっとした工夫でも暑さ対策は可能です。
できるところから暑さ対策をして夏キャンプを楽しみましょう!

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